〜 機械が苦手なレイヤーさん向け企画! 〜 | |||
++第六回 写真表現の自由度?かっこいい〜!の巻++ |
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はぁ〜い、ひげひげです。 前回、ちょっとお話ばかりで、小難しく、ちょっと疲れちゃったよ〜って方。 実は、ひげひげも疲れました。笑 ってなわけで、今回は、もっと単純に、何をどうしたらどうなるの?って所を 話していきます。 前回、露出は、シャッタースピード、絞り、ISO感度で決まるって事を話したんですが。 じゃあ、なんでこんなに3つも組み合わせていかないといけないの?? はい、実は、それぞれにどんな写真を撮るのか?ってところで重要な 役割をはたしています。 では、今回は、ポートレートなどで重要な役割をする「絞り」からお話していきます。 ちょっと前に、コンデジとデジ一では、ボケの出方が違うよって話しましたよね? で、その時に、「被写界深度」ってのをちょっと話したんですが、まあ、そのお話です。 被写界深度ってういのは、ピントの合う範囲ですよ〜って言ってたんですが じゃあ、実際、写真を撮るときに、何をどうすればいいんでしょう?って事で 論より証拠っ、またしても、サンプルをどうぞ。 はい、どうでしょう? 一番、上の写真、黒いガンダム以外、ボケボケですね? で真ん中の写真、前にいるニコル、後ろのガンダムも、ちょっとはっきりしてきましたね。 一番下、背景にあるカーテンもはっきりしてきました。 これが、被写界深度の変化の実例です。 じゃあ、それぞれの写真、一体何をしたのかというと、「絞り」を変えて撮影しています。 上から順に、F2、F5.6、F8と変えています。 つまり、絞りの数字が小さいほど、ピントの合う範囲が狭く、 大きい程、ピントの合う範囲が広くなる訳です。(前後方向で) ちょっと待ってよ!この前、絞りの数字を変えると、写真が明るくなったり、暗くなったり するっていったじゃん!! はいその通り!実は、シャッタースピードもそれに合わせて、適正な露出になるように 調節しています!笑 え〜、じゃあ両方調節していかないといけないの?めんどくさいよ〜って方! ご安心下さい。そんな時のための「絞り優先モード」です。 |
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〜簡単且つ、積極的にボケをコントロールしてみよう!〜 | |||
絞り優先モードって何でしょう? はい、これも、自動プログラムの一種です。 じゃあ、普通のプログラムとどう違うの?って事なんですが。 さっきの「ボケ」を自分でコントロールしつつ、露出の決定は、カメラにやってもらうという 簡単に尚かつ、自分の撮影意図を反映させる事のできるモードです。 もう既に、デジ一買った人は、実際に、カメラを触って、モードを絞り優先に してみて下さい。CANONの場合は「Av」、NIKONの場合は「A」と表示されていると思います。 そうすると、ダイヤルで調整できる数字が、絞りの数字しか動かせないと思います。 で、なるべく被写体以外をボカしたいって時は、一番小さい数字。 背景とかもはっきり写したいって時は、大きい数字、F8とかにしてみて下さい。 そうすると、カメラ側は、カメラの調節できる範囲内で適正な露出となるように 自動で、シャッタースピードを合わせてくれます。 ね、簡単でしょ? ただ絞りを決めてやるだけで、写真に自分の意図を反映させてやることができる訳です。 じゃあ、全自動モードってなんで付いてるんでしょう? こんなに簡単にできるなら、こういうモードだけでもいいんじゃないの?? はい、そうですね。 でも、露出を決定する要素って3つあるってお話しましたよね? そう、絞り優先モードでは、絞りに合わせて、シャッタースピードを調整してくれますが 実は、もう一つのISO感度については、自分で選んでやるしかないのです。 おまけに、シャッタースピードにしても、上限があります。 多くの、デジ一入門機では、最高シャッタースピードが1/4000までです。 ISO感度にしても、最低ISO感度が、100だったり200だったりします。 全自動モードでは、それらがカメラの制御範囲内で、適正な露出となるように 自動で全部調節してくれるわけです。 例えば、絞り優先モードで、F値を、さっきのF2とか明るい物に設定して夏場の屋外、 光がガンガン照っているところで、ISO800とかで撮影するとどうなるでしょう? はい、真っ白白の写真になります。 つまり、シャッタースピードで調節できる範囲を超えてしまっているわけです。 こんな時は、ISOを最低感度の100とかにしてやります。 それでも、カメラの調節できる範囲を超えて真っ白になる場合は、 もうボケ写真はあきらめて、絞りを大きい数字に変更していくしかない訳です。 ちなみに、絞り優先モードで、シャッタースピードの調整範囲を超えてる時は 大体の機種で、シャーッタースピードの表示が点滅して知らせてくれるはずです。 とこんな事言うと、ちょっとそんな危ない橋わたりたくないよ。って思うかもしれませんが。 基本的には、ISO100とかに設定して、シャッタースピードが遅くなって 手ぶれが心配な時だけ、ISO400とか800に変えてやればいいだけです。 ちなみに、ひげひげ、前にもちょっとお話しましたが、晴天時、外での撮影は、ISO100〜200 曇天や日が落ちてきた時ISO400、室内で十分に光の無いときはISO400〜800 夜撮ではもうISO1600まで行っちゃいます。笑 という感じな訳ですが、どうでしょう?? こんな説明でわかりましたでしょうか??? まあ、デジタルなんで、すぐ結果もみれますし色々とやってトライアンドエラーで いくってのもありです。自分いまだにそうだし。笑 あ〜、やっぱり今回も小難しい話になっちゃった・・・。疲れた〜。 では、次回は、シャッタースピードでの、表現です。つづく〜。 |
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